FXは、あらかじめ売買するレートを設定しておいて、その設定したレートに相場が動いたときに、自動的に売買することが出来るようになっています。つまり、「自動売買」は想定するリスクを回避できるシステムです。
為替相場は24時間動いています。ずっとパソコンの前に張り付いているわけにはいきませんね。仕事で日中の為替相場の動きが確認できない人、家事に追われる人、夜には睡眠しなくてはなりません。
市場から目を離したすきに、利益機会がスルリと逃げる場合もあります。その逆に、相場が激しく振れたときに、想わぬ大損害を被るかも知れません。
そんなリスクを補ってくれるのが、FX特有の「自動売買システム」なのです。
FXの売買方法には、「成行」「指値」「逆指値」といった定番の注文方法の他、FX特有の売買方法、IFD(イフダン)注文、OCO(オーシーオー)注文、IFO(アイエフオー)注文などがあります。(各注文方法については「便利で多彩な注文方法を参照してください。)
通常はIFO注文で行います。あらかじめ買い(売り)レートと利益確定レートそれにロスカットレートを設定して自動注文をしておけば、後はほったらかしで大丈夫です。
急いで今買いたい(売りたい)と思ったときには、成行注文ですぐに売買してください。約定してからOCOの設定をして注文をだしておけば安心です。
FXの売買はすべてインターネットで行います。今まで株などで電話注文をやっていた方にはなじめないかも知れませんが、すぐに慣れます。まずはパソコンに向かうことに努力してください。やり方が分かってしまえばものすごく簡単です。
FXはパソコンの操作一つで何百万、何千万の取引ができますのでゲーム感覚になってしまうことがあります。こういう感覚になるとお金の重みを忘れてしまい、つい無謀な取引をやってしまうこともあります。パソコンに向かうときには気を引きしても大事なお金を投資するということも肝に銘じて取引を行ってくださいね。
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